クルマに乗る上で欠かせないのが自動車保険。事故で相手に重い後遺症を負わせてしまった場合の賠償額は1億円を超えることも珍しくなく、自賠責保険では到底補えないのが現状です。
安心してクルマに乗るためには絶対に必要な自動車保険ですが、保険料が車両価格を上回ることもあり、決して安い買い物とは言えません。
ここでは必要な保証を残しつつ、自動車保険を見直す3つのポイントをご紹介します。
保険料を安くしたい時に、最も最初に考えるのが保障内容の見直しです。
ディーラーで車を購入した人の中には、保障内容をよく確認しないまま加入している人も少なくありません。また保障内容も複雑なので、すべての項目を1つ1つ確認してから加入している人はほとんどいないかと思います。
そこで、まずは加入している保険の保障内容を確認し、自分に必要な保障と不要な保障を仕分けてみましょう。手続きが面倒だと思いがちですが、今は多くの保険会社のホームページに契約者ページが用意されていて、そこから簡単に契約の確認・変更・更新が可能です。
実は車種と型式によっても保険料は変わります。同じ車種でも型式が違えば、保険料が1.5倍ほど変わることもありますので、自動車保険を考えるなら事前に調べて購入しましょう。
それぞれの車には車両料率と呼ばれる料率クラスが9段階で設定されています。
※保険料の違いはあくまで目安なので、保険会社によっても大きく異なります。
車の車種が違うだけで、こんなに保険料が変わるなら次に乗り換えるクルマの選び方も変わってくるのではないでしょうか。
車種を指定して、保険料が安くなる車種を調べてみましょう。
メーカー | 車種 | 型式 | |||
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保険料の目安 | 円/月 |
※対人/対物:無制限,人身:3000万円,30歳,10等級,車両保険/ゴールド割引:なし
※データは2013年のものです。現在の車両料率とは異なる場合があります。
最も手っ取り早いのは、同じ保障のまま保険料が安い保険会社に乗り換えてしまうことです。特に代理店やディーラーで自動車保険に加入した方は、通販型の自動車保険に切り替えることで保険料をガクッと下げることが出来ます。
最近は保険会社から1つ1つ見積もりを取らなくても、一括で見積もりを比較できるサービスがあります。
全22社の自動車保険会社の中から条件に当てはまる保険会社の見積もり請求ができるサイト。22社の中には、下で紹介するソニー損保・あいおいニッセイ同和損保・アクサダイレクトも含まれているので同時に見積もりを取ることが出来ます。
また自動車保険は保険料よりもロードサービスや事故対応による満足度が大切です。アンケート結果には偏りがあるかもしれませんが、210人の方に調査した結果をご紹介します。
見積もりを取った後、上記の満足度を参考に申し込む保険会社を選びましょう。