元々は2016年の10月に発売予定だったものの、急遽発売延期をアナウンス。
なかなか発売日がナアウンスされなかったものの、2017年2月の発売となりました。
基本的には4代目プリウスに似たデザインとなっているものの、プリウスよりもスタイリッシュな仕上がりとなっています。
2017年2月15日にようやく発売されたプリウスPHVですが、月間目標台数を2,500台に設定して控えめに予測を立てていました。
しかし、いざ発売してみると大幅に超える注文が入り、3月16日時点で約12,500台の注文台数を達成しています。
値段も300万オーバーでいい値段にもかかわらず、通常プリウスより高い燃費に魅力を感じるのか、かなり売れ筋となっています。
納車までの期間も約3ヶ月?以上はかかる状況ですので、早めに注文しておく方が良いと思われます。
PHVは充電が肝になります。電気の力によってガソリンの消費量をより抑えるシステムなのですが、一方でそれまでのPHVは充電のために専用の設備も必要でした。
そのため、一軒家にお住まいのオーナー以外にとっては少々ハードルの高いものでした。工事を行い、充電ユニットを設置しなければならなかったからです。
新型プリウスPHVでは工事不要の自宅100V充電システムが用意されています。つまり、家庭用コンセントからの充電が可能ということです。もちろん工事が必要な200V充電も選べます。
また、ルーフトップにはソーラーパネルを備えています。こちらは晴天が1週間続くとバッテリーをフル充電出来る能力を持ってます。
気になる燃費等のデータですがEVモードで60km、ハブリッドモードが37.0km/L。ちなみにEVモードのこの数字は国内PHV最長記録です。
どちら共に高水準なデータとなっていますので、燃費を気にする人にとって魅力的な数字です。また、EVモードでも60km走れますので、利用シーン次第ではありますが、例えば車は送迎や近所への買い物程度にしか使わない人にとっては大半をEV走行にすることも可能です。
また、加速のレスポンスも高く、その割にあまり電気は使わないエコな点も口コミなどを見た所、高評価となっていました。
基本的には4代目プリウスをベースにしていますので、外見はスタイリッシュではあるものの4代目プリウスの印象が強いです。
一方、インテリアに関しては別物と言っても良いでしょう。その正体は11.6インチの大型ディスプレイです。自動車ではなく、まるでIT機器を思わせる装備ですが、プリウスPHVはタブレットのような大画面モニターにて操作します。
リヤコンビネーションランプも大きく変更されています。プリウスが近年のレクサスを思わせるエッジの利いたリヤコンビネーションランプであったのに対しプリウスPHVは車体横幅のラインすべてが点灯します。
グレード | 販売価格 |
---|---|
S | 3,200,000円 |
S ナビパッケージ | 3,580,000円 |
A | 3,230,000円 |
A レザーパッケージ | 4,030,000円 |
A プレミアム | 4,180,000円 |
上記の表となっています。
プリウスPHVの基本スペックは以下の通りです。
項目名 | 値 |
---|---|
全長x全幅x全高(mm) | 4,540×1,760×1,470 |
定員 | 5名 |
エンジン | 1.8L直列4気筒DOHCエンジン |
ホイールベース(mm) | 2,700? |
最高出力 | 98ps/5,200rpm |
最大トルク | 14.5kgf.m/3,600rpm |
駆動方式 | FF / E-Four (4WD) |
モーター | 1NM |
モーター最大出力 | 72ps |
モーター最大トルク | 16.6kgf.m |
JC08モード燃費 | 37.2km/L |
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