スズキ・スペーシアは軽トールワゴンと呼ばれるジャンルで、2013年に発売されて間もなく5年経とうとしています。
そろそろ2017年あたりにフルモデルチェンジを控えている状況ですが、値引きする為にどのような交渉テクニックを実施して行けば良いのでしょうか?
新型スペーシアの価格帯は、ちょっと特殊なハイブリッド車のみで127?145万円です。
Xグレード、Gグレード共にハイブリッド車仕様で、軽自動車にしては珍しい構成となっています。
その特殊なハイブリッドの詳細については後ほど説明させて頂きます。
2013年に発売されてから順調に販売台数を伸ばしてきているスペーシア。元々はスズキ・パレットの後継車として、赤ちゃんから小さな子どものいるファミリー層に、長く乗ってもらえる軽自動車を目指して開発されました。
スペーシアは、ワゴンRで培った技術が惜しみなく投入されており、軽自動車とは思えない安全性能、燃費性能、室内空間の広さを実現しています。
惜しむらくはその高性能分、少し値段が高めに設定されており、FF2WDのXで138万となっていますので、人気車種のN-BOX、FF2WDのCの119万と較べて、約20万程高くなっている点が残念ですね。
ですが、月々の販売台数ではある程度高めの位置をキープし続けており、人気車とまでは言えないものの、ある程度の軽自動車内、ミドルクラスとしての存在感を見せつけています。
思えば、スズキはこのような人気が爆発する訳では無いけれど、実質堅調に長年販売し続けているジムニーなどがありますので、納得出来る部分もありますね。
軽自動車では、エンジン+モーター駆動のハイブリット車は殆どありません。
これは、ハイブリット車化すると、平均的に約40万円程の価格上昇になってしまう為、それでなくても軽自動車には安い価格が求められますから、どうみても需要に折り合っていないのが原因です。
しかし、そんな中でスペーシアは、アイドリングストップに利用していた鉛電池に加え、高効率リチウムイオンバッテリーを搭載し、30秒のみ、と限定した時間の中で加速のパワーアシストを行なう、軽自動車版、ハイブリット機構の「S-エネチャージ」を搭載しました。
また、パワーアシストのみならず、他のアクセサリ電源にも利用する事で、ガソリンの使用量をなるべく低下させる事に成功しています。
その結果、軽トールワゴンとしては破格の燃費性能、JC08モード32.0km/Lの燃費を叩き出しました。
これはN-BOXの25.8km/L、タントの28.0km/Lと較べても相当に良い燃費性能を実現出来ています。
スペーシアは現在の所、フルモデルチェンジを間近に控えている事もあり、買い控えする人が多いと予想されます。
しかし、逆に言うとフルモデルチェンジが控えている為、旧型車種として売れなくなるから、その分安くなるでしょ?と交渉出来るようになりました。
また、軽自動車トールワゴンは相変わらずの激戦区なので、N-BOXやタントなどの競合をぶつけて、約15万+オプションからの値引きの車両本体値引きを狙っていきましょう。
それと他社の競合車と比べるだけでは無く、マツダへOEM供給されている、フレアワゴンと比較・競合させるのも効果があります。
このような方法で、大きく値引き額を勝ち取って下さい。
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