新型タントは、2017年後半ごろにフルモデルチェンジが予定されています。2003年に初代タントが発表されてから4回目のフルモデルチェンジとなる今回は、どのように進化していくのか目が離せません。
新型タントの価格帯は、122万?153万円となっており、その中で150万円のターボ車が提供されています。
ターボのおかげで、スペーシアやN-BOXと較べてよりパワフルに走行可能ですので、人数が多く乗車する機会の多い方にはおすすめの車種になります。
タントの発売は2003年から数えて3回のフルモデルチェンジを得ています。
その性能はムーヴを継承した低いフロアと、幅広のホイールベースを元に軽自動車とは思えない広い室内空間を実現しました。
また、高い車高も特徴で軽自動車ミニバン、軽トールワゴンと呼ばれるジャンルを確立させました。
それだけで無く、軽自動車特有のパワー不足を補う為、DOHC ICターボ車を準備しており、4人フルでも軽快な走りを可能にしました。
燃費も軽トールワゴンとしては健闘しており、通常車で28km/L、ターボ車で26.km/Lを実現しました。
安全装置もそつが無く、スマートアシストと呼ばれる一連の安全性向上システムも兼ね揃え、その内容は軽自動車と侮れるものではありません。
レーザーセンサーとソナーセンサー、カメラを搭載し約4〜50km/hで走行中に前方に歩行者を認識して衝突の危険性があると判断した場合、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告する「衝突警報機能(対歩行者)」。
約60km/h以上で走行中に、ウインカーを出さずに走行している車線から車両がはみ出しそうになった場合、警告を知らせる「車線逸脱警報機能」。
約30km/hまでから約100km/hまで且つ速度差が約60km/h以内に達した場合、警告を行う「衝突警報機能(対車両)」。
このように、より安全に運転できる方法を積極的に取り入れて来たのがタントでした。
そんなタントですが、ライバル車も多く、販売台数は2014年に1位になったり、その地位をN-BOXに明け渡したりしています。
また、軽自動車ですので、元々の値引き額は少なめという事もあり、かなり渋めの値引きで成約しているケースが多々見られます。
大体、平均で5万?10万、かなり値引きがとれて15万くらいになる相場です。
競合車種としては、やはり本命はホンダN-BOXやスズキ・スペーシア。
ただ、N-BOXはタントに合わせて2017年後半?2018年前半にフルモデルチェンジを控えていると言われていますので、そこに合わせて商談を進めて行くか、「型落ちになる可能性が高い」といった交渉を行うと良いでしょう。
また、タントは2016年の一部改良で、進化したスマートアシスト?が実装され、より安全性が向上しました。
また、スバルへのOEM供給が行われ、シフォンという車種で同じ車種が発売されるようになり、スバルの販売店と値段について競合させる事が出来るようになりました。
値段もスバル・シフォンの方が若干、安めに設定されているので、安くなった値段設定で競わせると交渉がスムーズに運ぶ事でしょう。
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