新車を購入する際に、車両価格の値引きだけでなく、オススメなのは純正オプションなどを組み合わせた値引きを行なう事です。
総額でかなりの値引き額を達成する事も可能です。
色々なディーラーや車販売店を回ってみて、気が付く事がひとつあります。
それは、余程の売り出したい車種でもないと、車両本体価格の値引きはどこも相当厳しいという事実です。
人気車種であればあるほど値引きがキツくなり、挙げ句の果てには値引きは一切応じてない所もあったりします。
これは、メーカー本体が新しい車種で沢山の利益を出そうとやっきになっているせいでもあり、元々の販売店までの卸値がそもそも高いから、といった事情もあります。
平均でいうとオマケ程度の数万円?5万円くらいの値引きが出来るなら上々な状態となってしまいます。
それ以上は、営業マンに決済権が無く、その販売店の所長クラスでないと決済権をもっていない事も多いもの。
こんな状況では、どのようにこれ以上の値引きを達成すれば良いのでしょうか？
タイヤ絡みの部分はオプションパーツの値引きを考えるうえで欠かせません。
これは元々タイヤの利益利幅がとても大きい、という所から来ています。
また、タイヤの仕入先によっても中にはかなりの大幅値引きを持って、ディーラーに卸しているケースがある為です。
夏タイヤだけで無く、冬タイヤが必要な場合は積極的に「冬タイヤを（無料で）付けてくれるよね？」と交渉して行きましょう。
次にアルミホイール関係です。
アルミホイールは御存知の通り、値段がピンキリです。
ピンキリということは、中には正規価格より大幅な値引きで卸している会社のアルミが用意されているケースがあります。
下手すると30万くらいのアルミホイールが、10万ちょっとで仕入れている、なんて事も。
こういったアルミホイールの仕入れに強みを持つ営業マンや、販売店などを探してみるのも良いと思います。
もしくは、散々アルミで値引き交渉した後に、鉄ホイールを選択してホイールカバーを無料で付けさせる、という手もあります。
通常、カタログに記載されている純正オプションは、約8割の卸値で販売店側では仕入れていると言われています。
この仕入れ額から販売代金までの差額が値引き出来るチャンスがあります。
例えば30万円のカーナビであれば、約6万円程度の値引きは期待出来るということです。
とは言っても、最近のGPSナビやTVなどは最初からかなり割引されているケースも多いので、製品によって違いがあるので注意が必要です。
購入の最終段階で、ぶっちゃけどのくらいの値引きをこのパーツで出来るか、聞いてみるのも良いかもしれません。
基本的に安く仕上がりそうなのに、どうみても高い値段がついているようなケースは、大幅な値引きが期待できます。
例えば、高級フロアマット、サンバイザー、バックカメラ、エアロパーツ類など。
オーディオ類も物によってはかなりの値引きが期待出来るものがあります。
有名メーカーより、ちょっと聞いたこと無い感じのメーカーオプションのものがあったりした場合、そういったメーカーは他の老舗メーカーと値段で競合性を高めようとしているケースが多いのでお勧めです。
中国や韓国製などのオーディオ機器も、最近ではかなり品質は向上してきており、中々あなどれないものとなってきています。
一昔前にはABSやエアバック等の安全装置でも10%程度の割引をしてくれる所も多かったのですが、現在はほぼ標準装備化してしまった経緯もあり、この値引きはほぼ期待できません。
他に、エアロパーツやステッカーなどについては、本体にワンセットで入れ込まれているケース以外では、仕入れと販売額で10%程度の差分があるケースがあり、この場合は値引きが期待出来るケースもあります。
また、取り付け工賃も半額程度までは値引き出来るようです。交渉次第では無料で付けてくれる事もあります。
他にうまい方法として、ボディカバーなどをイエローハットなどで購入して、それを無料で付けて貰うといった事も可能です。
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