海外旅行先で車に乗ることができると、自分のペースでドライブを満喫できます。鉄道路線のないエリアでもスムーズに移動ができますし、バスを利用できないエリアでの観光には必要不可欠と言って良いでしょう。
日本国内であればタクシーを利用するのも良いのですが、海外ではレンタカーを利用したほうが料金的にお得です。
ただし注意をしなければならない点があります。それは国によって異なるのですが、レンタカーの利用には年齢制限が設けられていることがあるというものです。
免許証を所持していても、レンタカーを利用できるとは限らないのだと理解しておくことも大切です。
特に気をつけたいのは学生の卒業旅行です。免許証を所持していて、20歳を過ぎていても、国によってはレンタカーを25歳以上でないと利用できません。
日本で免許証を取得して、有効期限以内であり、無効となっていなければ、すぐに国際免許証の発行手続きを行えます。パスポートの申請と併せて発行手続きも済ませればスムーズです。
海外では国際免許証を所持していれば良いので、もともとの免許証は持ち歩く必要がありません。海外旅行先でレンタカーを利用するためには、車の借り方も把握しておきましょう。
営業所によって車種の選択肢が異なることもあります。車体には広告がペイントされていることも多く、ドアにも会社名のロゴが大きくペイントされていたりします。
観光地をドライブしているときは、広告やロゴがペイントされていると恥ずかしく感じられることもあるかもしれませんが、広告やロゴがプリントされていることで料金設定が安くなっていたり、危機管理対策コストが軽減されているなどの効果があることも理解しておきましょう。
万が一のトラブルが発生してしまったときでも、車をひとめで見ただけで、どこの会社の所属なのかが分かるというメリットもあります。
車の借り方はシンプルで、パスポートと国際免許証を提示すれば大丈夫です。気をつけたいのは、どこで車を返すのかということです。借りた営業所に戻ってきて車を返すのがトラブルが発生せずに安全で確実ですが、別の営業所に返すことも可能です。
観光地を車で巡っているのであれば、目的地に到着して、観光を済ませてから車を返し、そこから別の場所へは鉄道を利用するというように柔軟な利用も可能です。
海外では空港のある街の他では、街から街へと移動するのがメインになることも多く、戻るのは手間に感じられてしまいますので、計画的に借りる街と返す街を決めましょう。