長期の連休や、子供の夏休み、またはお盆や正月など、家族でロングドライブに出かけるという人は多くいます。
最近では人気の車種として、ミニバンなどの居住性の高い車が子供連れの家庭に広く普及しており、ドライバーだけでなく、同乗する子供たちも快適に過ごすことができる環境が整ってきています。
こうした長距離の旅行の際には、どうしても車中で過ごす時間が長くなり、いくら快適な車に乗っていても、ある程度のところで休憩を挟まないと、体に負担がかかりますし、安全に運転するためにも影響が出てしまいます。
一般道であれば、途中のコンビニでトイレ休憩をとったり、また路肩に駐車して休憩するといったこともできますが、高速道路や有料道路など、自動車専用道路上では、どこでも気軽に停車し、休憩をとるというわけにも行きません。
特に夜間などは衝突の危険性もあるため、こうした休憩のとり方は決して良い方法ではありません。
そこで高速道路上で安全に休憩をとるためにはサービスエリアやパーキングエリアといった施設を利用するのが一般的です。サービスエリアでは食事をするレストランや軽食の販売コーナー、またおみやげを購入できたり、コンビニが敷地内にあるところもあります。
こうしたサービスエリアでは、更に施設を拡張し、利便性を高めたものや、観光のおすすめスポットとなっているところも数多く存在しています。
特徴的なものでは、温泉や銭湯といったり、宿泊施設を併設しているところがあるほか、サービスエリア自体が観光スポットとなっているテーマパークを併設しているところもあり、大きな話題を集めています。
施設内の店舗や建物を江戸時代風の古い町並みを模して再現した東北自動車道の羽生PAでは、時代小説の鬼平犯科帳の世界を楽しむことができる観光スポットとして、県外から多くのファンが訪れています。関越自動車道では、サンテグジュペリの星の王子様をモチーフにしたテーマパーク併設があることで有名です。
こうしたスポットは全国に数多くあり、ドライブ中の休憩ポイントとしてはもちろん、こうしたサービスエリアを拠点として観光や旅行のプランをたてるというのも一つの方法です。
またこれらのサービスエリアでは、販売する商品などもその土地やテーマパークにちなんだものが多いため、他の場所では手に入れることのできないおみやげを買うことができるという点でも非常に人気のスポットとなっています。