車を買う時に一番いいのは一括で支払ってしまうことです。しかし車は高価なものですのでなかなか一括で支払うことができませんので、頭金を用意してその残りをローンにして返済することができます。
この場合は頭金の額はどれくらいが相場なのでしょうか。車の価格による多少の違いがあるものの大体は車両価格の半額程度が頭金の相場となります。
まずディーラーのローンを利用する場合には審査がありますが、ローンの額が年収の四割以上になりますとなかなか通りにくくなるのです。頭金が多ければ借り入れの額は少なくなりますので当然審査に通りやすくなります。
ディーラーのほうも万が一債権が回収できななかったときのことを考えているのです。
もしも頭金なしの場合でしたら抵当に入れている車を処分して債権を回収することになりますが、必ずしもそれだけで全ての債権が回収できるという保証はないからです。少しでも多く最初から支払ってもらえるほうがより安心につながります。
また最初に用意するお金が少ないと利息が多くなるのです。利息は借入額につくものですのでできるだけ借入額を少なくすれば当然利息も少なくなります。これで家計の節約をすることもできるのです。しばらくの間はお金に困ることがありますが、辛抱するのがいいでしょう。
ですので大体余裕を持って5割程度にすることが多いのです。これくらいが無理のない額になります。
もちろんもっと多ければ多いほどいいのですが9割くらいにするくらいでしたら大体少し無理をしても一括で支払うことが多いですのであまり高すぎる割合にすることはありません。一般的に高級車であればあるほどに割合は少なくなります。
自分の好きな額を最初に支払うようにしてください。貯金をすべて支払えば一括で購入できるという場合でもいざというときにお金が必要となりますので少し手元に残しておきたいという方は多いでしょう。例えば80万の貯金を持っている方が80万の車を買う場合でしたら大体60万ほど支払うのがおすすめです。
貯金が20万まで下がってしまいますが、次の月になればまた給料も入ってきますし貯金額が多くなります。今まで貯金をためるのにどれくらい期間がかかったのかなども考量した上で決めるのが適正でしょう。
大きな買い物ですので慎重になってください。