車を買い替えるために買い取り業者に売却したり廃車にした場合には知ってもらいたいことがあります。それは自賠責保険の払い戻しです。
自賠責保険は車を持っている方でしたら誰でも入っている保険なのですが、大体は一括で数年分は支払っています。まだ保険の有効期限が先の場合には、車を処分してから有効期限までの間の保険料は払い戻ししてもらえるのです。
これは手続きをしなければ戻ってきませんので消して忘れないようにしてください。つい最近更新をしてすぐに車を処分してしまったという場合にはかなりの払戻金になることもあります。
どれだけの額が買い取りや下取りによって戻ってくるのかは契約年数や車の大きさそして契約を下年によって違いがあります。
平成25年の4月以降に24か月分の支払いをしてもらう場合でしたら自家用車の場合で大体23220円になります。軽自動車の場合でしたら21750円です。離島などに暮らしている方の場合でしたら36か月契約などもありますが、この場合にはまた還付額が違ってきます。
ここで注意をしなければいけないのは残り月数の数え方です。
例えば12月に有効期限が来る場合で手続きをしたのが11月一日から11月30日までの間でしたら一か月分の還付があります。もしも12月になってしまいますともう1円も還付されません。有効期限は大体末日になっていますがきちんと計算をして残りの月を算定してください。
最近では手続きは買い取りや処分業者でしてもらうことができます。面倒な手続きをしなくてもいいのがいいところなのですが、一つ注意をしなければいけません。
このような業者では他にもしなければいけない業務があるためにすぐに手続きをしてくれるわけではないのです。
買い取りに出した日から換算すればちょうど一か月分は返戻されると思っていても実際に業者が手続きをするのはその10日後である可能性もあります。その場合には還付されないのです。
手続きをしてもらうまでにどれくらいの期間がかかるのかをあらかじめ知っておくようにしましょう。損がないようにするためには早く持ち込むのがポイントです。
もしもぎりぎりで還付されない可能性があるのでしたら業者に頼まずに自分で還付の手続きをするのがいいでしょう。少々手続きは面倒な部分があるもののそれほど難しいものではありません。
還付される額が微々たるものであればそれほど気になることではありませんが、残された月数が多い場合には必ず還付してもらってください。