自動車は新車のときには設備も装備も新しく快適に利用することができますが、長く運転をしているうちに不具合も出てきてしまうものです。
不調のある車をそのまま使い続けているとさらに症状が悪化したり、思わぬ事故につながることがありますので、できるだけ早く修理に出すなどして安全に運転できるようにしておきましょう。
車の不調の原因の1つにバッテリーが消耗していることがあげられます。エンジンがかかりにくくなるなどの症状が出てきたら、できるだけ早く交換しておきましょう。バッテリーがだめになってしまった場合は突然エンジンがかからなくなってしまう場合もあります。
通常は3年~5年程度は持つとされていますが、10年間同じ車に乗り続けるなどの場合は3回程度は取り替える必要が出てきます。整備工場などではバッテリの診断ができる機器も用意されていますので、調子が悪くなってきたと感じたら、状態をチェックしてもらうのも良いでしょう。
交換は専門の修理業者、カーショップ、ディーラーなどでも行ってもらうことができますが、そうしたプロの手を借りなくても自分でも行うことができるものです。
より費用を抑えたいという場合は自宅で交換してみるのという方法もあります。カーショップや通販などで安く入手できますし技術料も必要ありませんので、かなり安くあげることもできます。
正しく行えば、それほど難しい修理ではありませんが、やはり注意点はありますので、まずは正しい方法を理解しておきましょう。
まず車種によって合うバッテリーは違いますので、じっくりと特徴を確認してそれぞれの車に合う商品を選んでおきましょう。作業の際にはエンジンのキーは抜いておきます。
それから取り外す際はアース側を先に取り外し、つける場合も最後にします。アース側を先に取り外しのはショートを防ぐためです。アース側のコードは黒色となっており、プラス側は赤色で表示されています。
最近はかなり軽量のものも出ていますが、意外と重量がありますので、落とさないように慎重に作業をしていきましょう。底面を砂や泥などで汚してしまわないように気をつけます。
さらに取り外した際にはメモリも消えてしまいますので、時計やラジオなどの再設定が必要となる場合もあります。
内部には希硫酸が入っていますので横転させたりしないよう、保管の場合も気をつけましょう。そのままゴミに出してしまうということはできませんので、購入店などで処分方法も確かめておくと良いでしょう。