飛び石や鳥などが衝突するとガラスにヒビや傷になってしまうことがあります。車のフロントガラス交換は工場にて修理が必要となり、数万円から数十万円の費用がかかることが多いようです。
車のフロントガラスは一般的には強化ガラスとは言えませんが、かなりの強度があります。小石程度では傷にならないことが多いのですが、打ち所が悪いと傷となることがあります。
ガラスの傷は小さくともフロントの場合は傷が広がっていくことが多いため、早急な対応が必要です。ガラスの交換はかなりの出費となりますが、傷が小さく、広がっていなければ修復剤による修理で交換に比べて数分の1で済むことが多いようです。傷を見つけたら早めの修理が必要です。
フロントの場合は傷があっても徐々に広がるだけでいきなり視界が無くなることはありませんが、大きな石がぶつかった場合にはクモの巣状に割れ目が広がることもあるので注意が必要です。また、寒冷地の場合は1日の寒さの違いによって傷が大きくなることもあるので注意が必要です。
車のガラス面はフロント以外にサイド、リアとありますが、強度はフロントに比べてかなり低くなっています。リアについてはフロントと同等の今日を保っている場合もありますが、サイドはそれほどではありません。
車のサイドのガラスに物がぶつかることはほとんど無いと思いますが、事故などで車の横にぶつかった際には注意が必要です。また、水没等で車から脱出する際に、ガラスを破る必要がある場合はサイドのガラスを狙うことが重要です。
フロントに傷などがあればそこから割ることも可能ですが、殆どの場合はフロントは人間の力では割れないことが多いです。また、サイドのガラスについても人間がたたく程度では割れませんのでガラスを割る道具を車に載せておくなどの対策が必要です。
フロントガラスについては強度を保ちながらさまざまな機能を追加しています。最近話題なのが紫外線、中赤外線防止ガラスです。
これまでは紫外線をカットする機能が付いているガラスが多かったですが、紫外線だけでは夏場のジリジリとした暑さは防げません。そこで、中赤外線と呼ばれる太陽の熱をもたらす光線を防ぐガラスが開発されています。
紫外線と中赤外線を防ぐことで快適な車内空間を確保出来るだけではなく、運転手を含め、乗員の無駄な日焼けを防げ、温度上昇を防ぐことでエアコンの効率もよいので燃費にも貢献するとして大変好評です。